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【書評】白井恭弘さんの「英語はもっと科学的に学習しよう」を読めば効果的な英語勉強法がわかる!

こんにちは、管理人のTasukuです!

白井恭弘さんの「英語はもっと科学的に学習しよう」を読みました。

Tasuku

実はこれが4周目です(笑) めちゃくちゃ勉強になります!

この本では、言語学者の視点から科学的に正しい英語学習法について解説されています。

著者である白井さんの経験談も交えながら書かれており、とても読みやすいのが特徴です。

  • 英語学習を続けているけどなかなか効果が出ない
  • 正しい英語学習法を理解した上で英語学習を始めたい
  • 自分の英語学習法が正しいのか不安を感じている

このような人に読んでもらいたい1冊です。

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白井恭弘さんの「英語はもっと科学的に学習しよう」ってどんな本?

英語はもっと科学的に学習しよう」は2013年1月31日に出版された書籍です。

全207ページの本なので、初めて読む人でも4時間あれば読み終わると思います。

著者の白井恭弘さんってどんな人?

著者の白井恭弘さんのプロフィールも紹介しておきます。

白井恭弘

  • ピッツバーグ大学言語学科教授
  • 上智大学外国語学部卒業
  • 高校英語教師を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校修士課程、博士課程終了、Ph.D(応用言語学)
  • 日本の高校・大学で英語を、アメリカの大学で日本語と言語学を指導
  • 外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か」など著書多数

2020年現在は、ケース・ウェスタン・リザーブ大学認知科学科教授を務められているようです。

「英語はもっと科学的に学習しよう」の目次は?

目次は次の通りです。

  1. 使える英語を身につけるために とりあえずこれだけは理解しておこう
  2. 海外留学をしなくても「使える英語」を習得できる
  3. SLAから見た効果的な英語学習法
  4. SLAの観点から答える英語学習法

Tasuku

SLAとは、第二言語習得論のことです。つまり、科学的に言語習得を研究する学問のことです!
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今日から実践できる、科学的に正しい英語学習法を紹介

実は僕がこの本を購入したのは今から1年半ほど前のことです。

4周ほど繰り返し読んでいるので、大体の内容が頭に入っています。笑

個人的に勉強になった点を紹介しますね。

Tasuku

英語学習に関する本の中で一番参考になります!この本を読んでから英語の勉強スタイルが変わりました。

大量のインプットと少量のアウトプット

この本でもっとも登場したのが「大量のインプットと少量のアウトプット」というワードです。

前提として、言語習得はインプットなしではおこらないので、インプットは超大事です。

さらに、アウトプットをすることでインプットした内容がより効果的に身につくとのこと。

日本人の英語学習者の問題点は、次の2つです。

  • そもそもインプット量が足りていない
  • アウトプットをしていない人が多い

そりゃ話せるようにならないわけですよね…

文法書を読んで音読するだけだった人は、すぐ勉強法を変える必要がありますね!

アウトプットによって得られる効果

アウトプットは「自動化」に繋がります。

自動化とは、知識として覚えた内容を自動的に使えるようになることです。

単語を知っているだけでは、いきなり実戦で使うことはできないですよね。

何度も繰り返し使うことで、自然と口から出てくるようになるわけです。

Tasuku

フレーズを暗記してすぐ上手に話せたら、誰も苦労しないですよね…

音読やシャドーイングはアウトプットではない

音読やシャドーイングはアウトプットではないそうです。笑

ちなみに白井さんはこう解説しています。

音読はリーディングであって、それを音声かしたもの、リピーティングも聞き取ってそれを音声化するだけです。シャドウイングも同じことです。最後の「音を出す」というところ以外は、インプットなのです。

ちなみに、本当の意味のアウトプットとは、自分が言いたいことを英語で表現するというプロセスだそうです。

Tasuku

音読やシャドーイングは「音の変化」に慣れるのに効果があるそうです。決して、意味がないわけではないですよ!

僕は、オンライン英会話を使って英語をアウトプットしています。

次のような方法でも英語のアウトプットができるそうなので、お試しください。

  • ひとり言
  • Youtubeにコメントする
  • 日本語の本を英語で要約する
  • 英語で日記をつける
  • 英語でブログを書く

こちらの記事でも、「シャドーイングはアウトプットじゃない」説について解説しています。

もしよければ、こちらも参考にしてください。

英語のシャドーイングはスピーキングに効果はある?

リスニングは2種類取り組むのがいい

リスニング力をアップさせるには、次の2つのことを行うのがいいそうです。

  • 聞き流し
  • 集中リスニング

聞き流しは、ニュースや英語音声を時間があれば聴くようにします。

集中リスニングの場合は、ある程度理解できるレベルのものを聞くようにします。

Tasuku

少なくとも60%は理解できることが理想的だそうです

僕はこれまで、集中して聴くリスニング練習をメインにやってきました。

「聞き流しは効果がない」という風に考えていましたが、この本を読んでその考えが変わりました。

シャドーイングを取り入れる

集中して聞いているつもりでも、頭の中では他のことを考えてしまうことってありますよね。

そんな時はシャドーイングをするといいそうです。

シャドーイングは集中して聞く必要があるので、集中を促すテクニックとして有効とのことです。

英語初心者でもシャドーイングができるようになる5つのステップ

「英語はもっと科学的に学習しよう」を読んだ感想【書評まとめ】

日本人の英語学習者には、間違った方法で英語を勉強している人が多いです。

学校で「英語を日本語に訳す」という授業を受けてきたのですから、無理もありません。

しかし、間違った勉強法で英語を学んでも、いつまでも話せるようにはなりません。

この本で正しい勉強法を理解して、効率的に英語を勉強してみてはいかがでしょうか。

本書の内容まとめ
  • 科学的に正しいとされる英語学習法がわかる
  • 言語学の研究をもとにして書かれている
  • 著者自身の経験談も交えてあってわかりやすい
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Tasuku

2020年6月現在、Kindle Unlimitedでも読めるようです!

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今回の記事は以上です。

ではまた!

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