こんにちは、Tasukuです!
- 「英語のスピーキングが楽になるコツを教えてほしい」
- 「英語のスピーキングを伸ばすための勉強法を知りたい」
この記事では、このような疑問にお答えします。
僕はこれまで1年間の海外留学を経験し、TOEICは905点(リスニング満点)です。
現在も、ほぼ毎日オンライン英会話を使って英語を話しています。
なので、日常会話レベルなら問題なく英語でコミュニケーションが取れます。
そんな僕が、英語のスピーキングでのコツと勉強方法について解説します。
スピーキングに苦手意識がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
参考 : 英語が聞き取れないでイライラ…リスニングを伸ばすコツは?
英語のスピーキングが楽になる2つのコツ
英語が急に話せるようになる、そんな魔法のようなテクニックは存在しません。
しかし、次の2つのことを意識できれば、スピーキングのハードルがグッと下がります。
失敗を恐れない
当たり前に聞こえるかもしれませんが、日本人が英語を話す上ではこれが一番の障壁です。
例えば、次のようなことを話すとします。
I studied hard last night. (昨日めちゃくちゃ勉強したんだ)
そこで、以下のように間違えたとしても問題ありません。
I study hard last night.
studiedとすべきところをstudyとしても、ちゃんと「Last night」と言えば意味は通じます。
スピーキングの練習を始めた時は、こんな感じで大丈夫です。
失敗を恐れて黙るくらいなら、間違えてもいいからどんどん話した方がいいです。
また、そう考えるだけでも精神的に楽になりますよ。
間違いを許さない日本の学校教育
僕たちは、間違えることを良しとしない日本の学校教育を受けてきました。
そのせいか、間違えることを恐れてしまい、積極的に英語を話す人が少ない傾向にあります。
英語を話さなければ、もちろん失敗の回数も少なくなります。
しかし、失敗をしなければいつまでも英語も上達しません。
英語を習得するには、この負のループをどこかで断ち切る必要があります。
なので、常に「失敗を恐れない」ことを意識しながら英語を話すようにしましょう。
間違えるのが怖くて黙り続けた留学生活
僕はオーストラリアに1年間の留学をしました。
しかし、英語が話せない状態で渡航したので、最初の4ヶ月くらいは本当に苦労しました。
- ホームシックになる
- ホームステイから追放される
- 授業で発言できない
- 友達ができない
当時の僕は、正しい英語を話そうとするあまり、失敗を恐れて英語を話さない状態になっていました。
これではいつまでも英語が話せるようにならないですよね。
失敗に対する心のブロックを外す
その後、僕の英語が上達し始めたのは、「失敗を怖がっている限り英語が上達しない」ことに気づいた時でした。
意識ひとつ変えるだけなんですが、それがなかなか難しいんですよ。
英語が話せる人は多くの場合、「失敗に対する恐怖」という壁を超えています。
つまり、「どんどん失敗して、そこから学んで成長しよう」というマインドを持っています。
もし、失敗するのが怖くて英語が話せていなかったなら、まずは「失敗の数=成長に繋がる」という認識に変えることから始めましょう。
短文をつなげる
長文で英語が話せたらかっこいいですよね。
でも、長文で英語を話そうとすると一気に難易度が上がります。
そこで試してほしいのが、シンプルな短文をつなげて話すことです。
短文をつなげる場合の例
「昨日買い物に行ったら、リンゴが100円で売ってたんだ。それを買って家で食べたんだけど、すごく美味しかったよ!」
これを英語で伝えるとしたら、次のように分割して表現できます。
I went for shopping yesterday.
I bought an apple.
It was ¥100.
I ate it at home.
It was so delicious!
どの文章も5個以下の英単語でできています。
ここで使っている単語は、どれも中学校で習うレベルです。
こんな感じで、文章を分割して話すことで難易度はグッと下がります。
関係詞を無理して使わない
that、which、whoなどの関係詞が使えるようになると、長文が話せるようになります。
しかし、初心者のうちはそんなことは考える必要はありません。
例えば、次のような文章があるとします。
I have a friend who speaks Italian well.
これを頭の中ですぐに組み立てて話すには、多少なり経験が必要です。
この場合は無理をせず、次のように分けます。
I have a friend.
He speaks Italian well.
これなら、初心者の方でも少し練習したらできそうじゃないですか?
ぜひ実践してみて下さい。
英語のスピーキングの効率的な伸ばし方
スピーキングを伸ばすのに必要なのは、「正しい勉強法」で「継続する」ことです。
それぞれ詳しく解説します。
アウトプットをする
まず、「正しい勉強法」についてですが、重視して欲しいのは「アウトプット」です。
- インプット→英語を読んだり聞いたりして、知識をとり入れること。
- アウトプット→英語を話したり書いたりして、自分の意思を伝えること。
残念ながら、インプットしているだけでは英語が話せるようにはなりません。
英語が話せるようになるには、英語を話す練習が必要
メジャーリーガーになりたい人が、毎日野球をテレビで観ていても、野球選手にすらなれません。
それにはまず、バットを振ったりボールを打ったりして練習しますよね。
それと同じで、英語が話せるようになりたければ、英語を話す練習をしなければいけません。
英語でコミュニケーションをとる練習をしなければいけないわけです。
大量のインプットと少量のアウトプット
理想的なのは、「大量のインプットと少量のアウトプット」です。
自分がインプットしたことしかアウトプットすることはできません。
なので、日頃から隙間時間を使って英語をインプットしておくことが大切です。
そして、インプットしたフレーズや単語は、積極的にアウトプットするようにしましょう
アウトプットすることで「知っている英語」から「使える英語」に変換されます。
インプットとアウトプットについて科学的に学べる本
英語学習におけるインプットとアウトプットの関係については、白井恭弘さんの著書「英語はもっと科学的に学習しよう」が参考になります。
科学的に正しい英語勉強法について解説されているので、自分の勉強法に自信がない方は一読の価値ありです。
[itemlink post_id=”580″]こちらの記事で書評を紹介しているので、こちらもどうぞ。
【書評】白井恭弘さんの「英語はもっと科学的に学習しよう」を読めば効果的な英語勉強法がわかる!オンライン英会話がアウトプットに最適
僕がオススメしたいのは、オンライン英会話を使って英語のアウトプットする方法です。
- ネット上でマンツーマンのレッスン
- 月額6,000円前後で毎日受けられる
- 自宅で好きな時間にレッスンが受けられる
参考 : 80時間受けて分かったオンライン英会話のメリット・デメリット
僕はこれまで、オンライン英会話5社を有料会員として利用してきました。
そんな僕がオススメする5社を、こちらの記事で紹介しているのでぜひ参考にして下さい。
80時間利用した僕がオススメするオンライン英会話ランキング【2020】継続する
結果が出る人と出ない人の違いは、「継続できるかどうか」です。
ダイエットや筋トレと同じで、どんなやり方でもある程度の結果が出ます。
正しい勉強法で取り組んでいても、1ヶ月しか続かないのであれば英語が話せるようにはなりません。
一方で、多少やり方が間違えていても、継続さえしていればそれなりに結果が出るはずです。
つまり、結局は継続が命。
そこで、「やり抜く力」の重要性が学べる動画と本をご紹介します。
やり抜く力の大切さがわかる動画・本
TEDで人気を集めている、Angela Lee Duckworth氏のこちらのトークです。
心理学者であるAngela氏が、「GRIT」つまり「やり抜く力」の重要性について語っています。
彼女は成功を収めるあらゆる分野の人たちを研究し、才能よりも「やり抜く力」が結果に大きな影響を与えていることを発見しました。
こちらのAngela氏のトークの内容は、以下の本が元になっています。
TEDを観てさらに詳しい内容が知りたくなった方は、ぜひ一度読んでみて下さい。
[itemlink post_id=”3926″]
目標設定の具体的な方法については、こちらの本が参考になります。
メンタリストDaiGoさんのYoutubeチャンネルでも紹介された本です。
思ったよりも薄い本なので、本を読むのが苦手な方でも読めると思います。
[itemlink post_id=”2519″]この記事のまとめ
スピーキングの際には、以下の2つを意識してみて下さい。
- 失敗を恐れない
- 短文をつなげる
そして、スピーキングを伸ばす方法は次の2つです。
- アウトプットする
- 継続する
アウトプットに関しては、オンライン英会話を利用するのがオススメです。
80時間利用した僕がオススメするオンライン英会話ランキング【2020】英語学習においても「継続すること」が一番大切です。
どんな分野においても、成功を収める人は辞めなかった人だけです。
あまり焦りすぎず、長期的に学習を続けるつもりで取り組むようにしましょう。
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