こんにちは、管理人のTASUKUです!
この記事では、初心者がシャドーイングができるようになるための教材選びのコツとステップを解説しています。
- 初心者だけどシャドーイングに挑戦したい
- 初心者のシャドーイングに最適な教材を教えて欲しい
- シャドーイングでリスニング力をアップさせたい
こうした悩みを解決する内容になっているので、シャドーイングに挑戦される方はぜひ参考にしてください。
英語学習でのシャドーイングのやり方
シャドーイングとは、英語音声を聞き、すぐ後を追いかけるようにして復唱する英語勉強法です。
普通に英語をリスニングをしている時、ちゃんと聞いているつもりでも、実際は他のことを考えてしまったりして集中できていないことがあります。
シャドーイングでは集中して英語を聞き取る必要があるため、リスニング力が鍛えられます。
シャドーイング教材が満たすべき4つの条件
シャドーイングに使用する教材は、次の4つの条件を満たす必要があります。
- 英語音声が利用できること
- スクリプトが確認できること
- 難しすぎないこと
- 長すぎないこと
英語音声が利用できること
大前提として、英語音声がなければシャドーイングはできませんね。笑
音声の読み上げスピードを調整する機能や、数秒単位で前後にスキップできる機能があるとさらにシャドーイングがしやすくなります。
スクリプトが確認できること
文章を正確に把握するために、英語のスクリプトが確認できる必要があります。
シャドーイングの教材選びでは、この「スクリプトが用意されているか」が一番のネックになることが多いです。
聞き取れなかったフレーズや単語、単語にsがつく・つかないなどを確認するために、スクリプトは不可欠です。
スクリプトとは英語のテキストのことです。本来、スクリプトという言葉は「台本」や「脚本」という意味があります。英語学習の文脈では、英語のテキストや回答といった意味で使われる言葉です。
難しすぎないこと
教材のレベルにも注意してください。難しすぎたり、逆に簡単すぎても学習効果は低くなります。
目安としては、内容を7〜8割程度理解できるものを選ぶようにしましょう。
例えば、初心者のうちは英語ニュースや洋書などは難易度が高いので避けましょう。
長すぎないこと
長くても再生時間が1分以内にくらいのものを選びましょう。
シャドーイングは集中力が必要なので、あまりに再生時間が長いと疲れます。
初心者のうちは、1文ずつ[日本語]→[英語]で読み上げてくれるような参考書をオススメします。
当記事後半に、初心者にオススメのシャドーイング教材を紹介しているので参考にしてください。
英語初心者がシャドーイングができるようになるためのステップ
準備なしでいきなりシャドーイングをするのはかなり難易度が高いです。
それでうまくシャドーイングできるなら、全く問題ありません。もしそれで、難しいと感じるようであれば、事前準備をしっかり行った上でシャドーイングに取り組むようにしましょう。
事前準備は以下の流れで行ってください。
- 英語音声を聞く
- 知らない単語の意味を調べる
- 音読を繰り返す
- オーバーラッピングをする
- シャドーイングに挑戦する
①英語音声を聞く
シャドーイングに使用する教材を決めたら、音声を繰り返し聞きましょう。
繰り返し聞くうちに、最初は聞き取れなかった単語やフレーズが少しずつ聞き取れるようになってくるはずです。
教材の難易度や長さにもよるので、回数は自由です。
最低でも3回は聞いて、どの程度内容が理解できるのか確認しましょう。
②知らない単語の意味を調べる
次にスクリプトを確認します。
スクリプト内に知らない単語やフレーズがあれば、意味を調べておきます。
文章の意味を理解しながらシャドーイングをする必要があるので、知らない単語や文法などについてはこの時点でクリアにしておきます。
③音読を繰り返す
次に行うのは音読です。
音声を参考にしながら、正しい発音をマネする形で音読を行ってください。
何度か音読を繰り返し、つっかえずに音読ができるようになったら次の段階へ進みましょう。
④オーバーラッピングをする
音読の次に取り組むのはオーバーラッピングです。
オーバーラッピングというのは、英語音声と同時に音読を行うという勉強法です。
スクリプトを見ながら、音声と同時に音読ができるようになるまで繰り返します。
音声と同じペースで音読する必要があるので、音読よりもさらに難易度が高めです。
もし音声スピードを調整できなら、最初はスピードを落としてオーバーラッピングをするのがいいでしょう。
⑤シャドーイングに挑戦する
オーバーラッピングがうまくできるようになったら、いよいよシャドーイングに挑戦しましょう。
事前準備をしっかりしたとはいえ、最初は難しいと感じるかもしれません。
シャドーイングも繰り返し取り組むことで、少しずつうまくできるようになってきます。
もし、どうしてもシャドーイングがうまくできないようであれば、こちらの記事で対処法について解説しています。もしよけれは参考にしてください。
コツがある!シャドーイングで口が回らない時の6つの対処法シャドーイングに慣れた方は、音読を飛ばしてオーバーラッピングから始めてもいいと思います。
段階を踏んだ上でシャドーイングをすることで、難易度はグッと低くなります。初心者の方もぜひ挑戦してみてください。
英語初心者のシャドーイングにオススメの英語教材・アプリ
シャドーイングをする英語初心者にオススメの教材は次の2つです。
- もっとやさしい 起きてから寝るまで英語表現600
- スタディサプリ新日常英会話コース
もっとやさしい 起きてから寝るまで英語表現600
[itemlink post_id=”2644″]シリーズ合計200万部以上売れている、「起きてから寝るまで」シリーズの中の一冊です。
「起きてから寝るまで英語表現1000」がシリーズ内で一番有名ですが、こちらは初心者の方には少し難しすぎるかと思います。
初心者向けに、「もっとやさしい 起きてから寝るまで英語表現600」が発売されており、より短い文章くシンプルな文章になっていてオススメです。
基本的に[日本語]→[英語]の順番で音声が読み上げられます。シャドーイングをする場合は、テキストを見ず、[英語]を追いかける形でシャドーイングをしましょう。
僕が実際にこちらの本を使ってみた感想は以下の記事で紹介しています。
【レビュー】「もっとやさしい 起きてから寝るまで英語表現600」を使った感想、使い方・音声ダウンロード方法スタディサプリ新日常英会話コース
スマホで隙間時間に手軽に日常英会話を勉強できるのが、「スタディサプリENGLISH 新日常英会話コース」です。
ドラマ調のレッスンで、ストーリーを楽しみながら英語を学ぶことができます。
レッスン内の「会話文チェック」を利用することで、シャドーイングができます。
音声スピード調整、バックグラウンド再生、スクリプトの確認など、シャドーイングに必要な機能が揃っています。
月額1,980円が必要ですが、7日間の無料体験ができるのでぜひ試してみてください。
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こちらの記事では、新日常英会話コースの評判や口コミをまとめています。気になる方はチェックしてみてください。
スタディサプリ新日常英会話の評判を徹底調査!TwitterとAppStoreから集めましたこの記事のまとめ
この記事で紹介した内容をまとめると、以下のようになります。
まず、シャドーイング教材が満たすべき条件は次の4つです。
- 英語音声が利用できること
- スクリプトが確認できること
- 難しすぎないこと
- 長すぎないこと
また、初心者の方はいきなりシャドーイングに挑戦するのではなく、段階を踏むようにしましょう。
- 英語音声を聞く
- 知らない単語の意味を調べる
- 音読を繰り返す
- オーバーラッピングをする
- シャドーイングに挑戦する
いかがだったでしょうか。
シャドーイングが難しいと感じる方は、こちらの記事で対処法について詳しく解説しているので、参考にしてください。
コツがある!シャドーイングで口が回らない時の6つの対処法では、この記事がシャドーイングに挑戦する英語初心者の参考になれば幸いです。
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